2013年07月31日

親子で伝え合い、深め合う読書会(小学校1年生〜四年生)用推薦図書一覧


◇◇推薦の基準◇◇
ここで紹介されている推薦図書は以下のような場所を参照して選んでいます。

青少年読書感想文全国コンクール
http://www.dokusyokansoubun.jp/books2013.html

全国学校図書館協議会
http://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/

江戸川区読書改革プロジェクト 小学生へおすすめの本
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/torikumi/dokushokaikaku_p/aa120010_20120731120044421/files/osusumesyougakuseipdf.pdf


ほか
光村図書 小学校国語教科書


◇◇親御さんへ 本を選ぶ際のヒント◇◇

現在、児童の図書のレベルの分類は、低学年、中学年、高学年のような三段階に分けるのが主流となっています。ここでは本の内容と読み手であるお子さんの認知的発達を考慮して学年ごとに分けています。ただしこの基準は絶対的なものではありません。お子さんの本に対する親しみ度を考慮して、自由に本を選んでください。

1年生・・・本が提示する感情をそのまま受け止められるようにする段階です。嬉しい物を読んで喜ぶ、悲しいものに触れ悲しむ、勇気を必要とするとき奮い立つ、笑い転げたいとき笑う、ということを大事にしています。

2年生・・・自分と他の人は心の働きが違う、あるいは価値や境遇が違うということ、そして願っただけでは手に入らない難しい物があることを知ってもらいます。自分と他人は違うということを知ることは、やがて高学年になり、批判的に本を読めるようになるための最初の段階です。自分と心の働きや価値感が違う人と付き合うためには、社会的なコミュニケーションが必要となります。そして願っただけで手に入らない物を形にするには、他の人と協力する必要があることを知る段階です。

3年生・・・科学的思考や論理的思考が活発になる段階です。この段階では自分と外の世界とを分けて、事物を抽象的に操作することができるようになります。そのためSF、民話、医学、自然や生物など、日常生活と切り離された題材が好まれます。現実の世界は、実は表に見える日常に加えて、こういった科学的思考や論理的思考でできあがっています。積極的に抽象的思考を操作する練習をしなければこの現実世界の本当の意味を受け止めることができないことを知る重要な時期です。

4年生・・・社会を強く意識して集団の中で役割を演じながら行動する技術を身に付ける段階です。また人には、あることに対して適・不適があることが分かり、自分を生かすことのできる分野は何なのか探し始めるときです。他人の価値感や生き様、職業に強い関心を持つのもこの頃からです。また、言語的な能力も急速に大人に近づき、様々な思考を操作し、仮定したり、推測したり、類推しながら批判的に読むことも十分可能な段階です。


本に慣れ親しむ度合いには個人差があり、幼年時はやくから自発的に本を読み始めた児童と、そのような習慣がなかった児童とでは、適した本の内容や分量、理解度が違っています。本を選ぶ際は上記の細かい分類に囚われる必要はありません。

またここで紹介した本以外にも素晴らしい本はたくさんあります。お近くの図書館で司書の方に相談すればきっと探している本が見つかることでしょう。


◇◇読むスピードと読める分量について◇◇

声を出して読むとき注意することが一つあります。声に出して読むと、スピードが目で読むスピードより遥かに遅くなります。ちょっとこれは簡単すぎるかな、と思う本のほうが調子よく声に出して進んで行きますので、選ぶ際、難しすぎないものにしてみてください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

小学校1年生
エディのやさいばたけ


きみなんかだいきらいさ



すてきな三にんぐみ


しんせつなともだち


つみきのいえ



ぐりとぐら



教室はまちがうところだ



おしいれのぼうけん



このはのおかねつかえます



1ねん1くみシリーズ



まいにちがたんじょうび



いそがしいよる



ふらいぱんじいさん



どろんこハリー



えがおをさがしに



きつねのでんわボックス



おまえうまそうだな



くれよんのくろくん



びゅんびゅんごまがまわったら


ふとんかいすいよく


給食番長





小学校二年生

かわいそうなゾウ


ともだちや



だんごむしそらをとぶ



ふたりはともだち



つるとかも(十分で読めるお話二年生収録)



うそつきにかんぱい


しっぱいにかんぱい


百年たってわらった木



ひとりぼっちのライオン



あらしのよるに



となりのせきのますだくん



小さいモモちゃん


ふゆじたくのおみせ


とべないホタル


かたあしダチョウのエルフ


いやいやえん



あしにょきにょき



あーちゃん海をわたる



かわいいねこをもらってください



ねんねしたおばあちゃん



3びきのかわいいおおかみ



わすれられないおくりもの



きみはほんとうにステキだね





小学校三年生

雪とパイナップル


ヘレン・ケラー 三重苦を乗り越えた奇跡の人



先生のつうしんぼ


フェリックスの手紙



父ちゃんの大漁旗
父ちゃんの大漁旗

イルカにあいたい


しあわせの子犬たち


はっぱのフレディー命の旅


とんだトラブル!?タイムトラベル



花さき山


みどりのゆび


しょうたとなっとう


モチモチの木



幸福な王子


エルマーのぼうけん


スプーンおばさんシリーズ


ロボママ


ルドルフとイッパイアッテナ


はれときどきぶた




小学校四年生


ここがわたしのおうちです



夜明けの落語



よだかの星 宮沢賢治



十五少年漂流記


マジックツリーハウス


あきらめないこと、それが冒険だ


シャーロットのおくりもの


おじいちゃんがおばけになったわけ


ジャコのお菓子な学校



100万回生きたねこ


若草ものがたり


エジソン


一房の葡萄


死者の学園祭


ハッピーバースデー 命輝く瞬間


ともだちは海のにおい


やかまし村の子どもたち


くちぶえ番長


ふたりは屋根裏部屋で



木を植えた男


はしれメロス


ああ無常(レ・ミゼラブル)


わたしのいもうと


若おかみは小学生





posted by 日本書を選定して読みあう会 at 01:35| Comment(0) | 告知・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月26日

フリーペーパー刊行のための寄付をお受けいたします

寄付のお願い

日本書を選定して読みあう会では以下の目的で寄付をお願いしております。

目的
平成12年度に行なった第一回投票日本書投票結果に基いて、上位5位までの書評を中心としたフリーペーパーを刊行するための費用として大切に使わせていただきます。

フリーペーパーの原稿はすでに以下の方々から原稿をいただき、完成しております。いただいた寄付は印刷と発送の費用とさせていただきます。

書評執筆者

一位 天野大也氏 古事記・日本書記 (ハワイ出雲大社宮司)

二位 加藤ひろゆき氏 大空のサムライ (著名な不動産投資家。著書多数)

三位 松本久氏 夢をかなえる(フェイスブックでサッカー評を執筆中)


広告の掲載について
寄付をいただいた場合、通常の寄付のほかに、広告の掲載を希望される方は、原稿用に希望される御社名団体名、あるいは商品名が入った広告用の画像などをお送りいただければ広告欄に掲載いたします。

ただし、あまりに本会の趣旨と異なるような商品については掲載をお断りいたします。

寄付の受付先

ゆうちょ銀行
記号
10050

番号
85388251

名前
ニホンショヲセンテイシテヨミアウカイ

一口 2,000円

ご入金をされた場合、振込みをされた際のATMなどの明細書は領収書の代わりとなりますので、大切に保存ください。ご住所をメールで先にお知らせいただければ、お礼状と共にフリーペーパーの完成後、10部ほど郵便でお送りいたします。

連絡先
nihonsho @gmail.com

※@マークの前に空白があります。スパム対策ですので、空白を取ってください。

電話
080−4110−8228
担当 菅井まで


みなさまのご支援があれば、必ず刊行までこぎつけることができます。後一歩のところまで来ています。執筆者の皆様からいただいた原稿は皆様の人生を変えることができるほどの内容だと信じております。

なにとぞご支援のほどをお願い申し上げます。


posted by 日本書を選定して読みあう会 at 01:19| Comment(0) | 告知・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月16日

お詫びと本年の活動について

ブログを訪問いただいている皆様

昨年10月より会員の諸事情によりブログでの活動が進んで
いなかった状況をお詫び申し上げます。

昨年はネットを通じてたくさんの方と知り合うことができた反面、
遠くにお住まいの方が多いため、読書会を各地で開催していくと
いう本来の会の目的にはなかなか到達できないでおりました。

昨年の会の活動をふりかえってもう少し実際にたくさんの方達と
活動をできるような内容へと改善するため、本年度は会員による
セミナーや講演の機会を増やしていく活動を行なっていきます。

第一弾として、東京都立川市の生涯学習センターが主催する市民
講座に当会の副会長が講師として、秋より六回の「古典を楽しく
読もう!」という講座を持たせていただけることになりました。
もうすぐ募集が出ると思いますので、近辺にお住まいの方はぜひ
お気軽にご参加ください。立川市民でない方も大歓迎です。

またフリーペーパーの第一号が執筆者の皆様のご寄稿をいただいた後、
刊行するための資金が集まらず難儀しております。助成金などの
道も探りましたが、街づくりのような大型のイベントには出やすい
ものの、このような地道な啓蒙活動にはなかなか助成が難しいようです。

幸いにも原稿は大変素晴らしい執筆者の皆様に依頼ができ、
すでに原稿をお寄せいただいています。

書評執筆者
天野大也氏 古事記・日本書記 (ハワイ出雲大社宮司)
加藤ひろゆき氏 大空のサムライ (著名な不動産投資家)
松本久氏 (フェイスブックにて最新のサッカー情報提供中)
ほか

刊行のために現在資金を必要としております。皆様の寄付にて
ご支援いただけると幸いです。後ほど、本ブログにて、寄付受領先の
口座番号をお知らせいたします。

お寄せいただいた原稿が、皆様の手元に届きたい、大切なことを
伝えたい、と泣きながら訴えているように思います。何とか皆様の
手でこの素晴らしい方たちの書評が生まれ出づることができるよう、
ご助力いただけたらと思います。

それでは本年は着実な活動を続けていきたいと思いますので、なにとぞ
応援の程をよろしくお願いいたします。引き続き会員も募集して
おりますので、ご希望の方はnihonsho @gmail.com(@の前の空白を
取ってください。スパム対策です)まで、ご連絡ください。

日本書を選定して読みあう会
会長
菅井英明

posted by 日本書を選定して読みあう会 at 13:35| Comment(0) | 告知・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月14日

【書評】アーロン収容所[会田雄次]




まったく身動きのできない絶望的な拘留された状態で人はどのようにして希望を見出していくかは書物のジャンルとして確立されたものであり、ビジネス書としては翻訳本でヴィクトール・フランクルの『夜と霧』はよく読まれている。収容所に入れられたユダヤ人のフランクル氏がどのように生き延びたかと言う本である。しかし聖書の世界を生きることの源泉とする民族と、仏教徒であっても経典をそのような使い方にはしない日本国民とでは大きな違いがあると思う。

先に薬物の乱用で亡くなったホイットニー・ヒューストンにThe Greatest Love of Allという名曲があって、これなどは、頼れるものは自分の内面に存在していたということに私はようやく気がついたという歌詞の内容であるが、『夜と霧』も過酷な収容所で生き延びた理由は自分の内面の豊かさに気がついたということで、非常に似ている思想となっている。
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posted by 日本書を選定して読みあう会 at 14:32| Comment(0) | 日本書候補書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月05日

【書評】日本人の知恵(林屋辰三郎ほか)




賢慮型リーダーが流動的な状況の中で刻々と変化していく、一見自分には不利な状況を逆手にとって勝負に勝つタイプとすると、その勝つための根本的な考えや行動を養うにはどうすればいいのかという疑問が出てくる。

今の状況はこれまで経験した状況とは全く異なるわけだから、踏襲すべきパターンがない。マニュアル不在の状態である。それでも賢慮型リーダーの二大筆頭であるチャーチルはシェークスピアを、毛沢東は中国の古典を頻繁に引用して演説をしていたということであるから、彼らは、歴史の縦軸を生き延びてきた古典を思考の源泉に用いて、これまで体験したことのない未知の状況に対処をしていたということであろう。
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posted by 日本書を選定して読みあう会 at 00:00| Comment(0) | 日本書候補書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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